通信制高校は病気を抱えている人に最もやさしい学校

通信制高校 卒業 不登校

通信制高校は病気を抱えていても難なく卒業を目指せる、やさしい学校です。この世で最もやさしい学校と言っても過言ではないでしょう。

通信制高校は通学日数・授業時間が少ないから無理なく卒業を目指せる

通信制高校の通学日数は、年に数回だったり、週に数回だったりします(毎日登校できるところもあります)。

授業時間は1日5時間程度のところもあれば、1~2時間程度の学校も。

さまざまな通い方から選択できるようになっていることが多く、自分の体調の傾向に合わせれば、無理なく高校卒業を目指すことができます。

私は週1~2日・1日1~2時間のコースを選択。四六時中体調の悪い人間でしたが、ものすごくがんばることもなく高校を卒業することができました。引きこもりだったので、週に1日でも外に出なければいけない機会があることは、良い刺激にもなっていたと思います。

通信制高校は精神疾患を抱えていても卒業を目指せる

通信制高校は精神疾患を抱えている人にとてもやさしい学校です。

私こそが精神疾患を抱えながら通った人間ですが、通信制高校には本当に助けられました。

昼夜逆転していても、死んだ魚のような目をしていても、どうにも体が動かなくても、週1日だけ、1日1時間だけ、と考えれば、なんとか行くことができました。そして卒業でき、進学まで達成。

これが毎日登校・フル授業だったら、早々とリタイアしていたと思います。

通信制高校は入院をしても卒業を目指せる

年上だけど同級生の友人は、整形外科的な病気を抱えていて、入院や手術をすることの多い人でした。

ですが、年に数回通うだけのコースを選んでいたおかげで、無事に高校を卒業することができました。その後は薬学部に進学しています。

▼友人の進学に関する話は、下記の記事で少しだけ詳しく書いています。

通信制高校 卒業 不登校通信制高校にいても大学進学で不利にはならない

友人は元々普通の高校に籍を置いていましたが、普通の高校で入院生活が続くと、進級も卒業も難しいもの。「学年制」といって、1学年の中で学ばなくてはいけない内容が決まっているためです。

一方通信制高校は「単位制」といって、3年以上在籍して、その間に必要な単位を取れば卒業できるというシステムです。そもそも留年制度がなく、単位さえ取れれば卒業できるようになっています。

たまに入院が必要だったり、自宅で安静にしていなければいけないといったりする人でも、通信制高校なら無理なく高校卒業を目指すことができます。

通信制高校は病気を抱えながら高校卒業を目指したい人におすすめ

以上のことから、通信制高校は病気を抱えている人にとてもやさしい学校と言えます。

病気がちで普通の高校に通い、卒業する自信のない人におすすめします。ただでさえ大変なのですから、健康面以外での負担は少しでも軽い方がいいです、きっと。