通信制高校にいたら大学進学するのに不利になるかなぁ……と思っているそこのアナタにエールを送るべく、記事をしたためています。
目次
通信制高校から早稲田大学法学部に進学した友人がいる
私と同じ中高一貫校に通っていた友人は、通信制高校を卒業した後、早稲田大学法学部に現役合格しました。
驚くのが、塾にも行かず、家庭教師もつけず、独学で一般入試を突破したこと。
「学校に行かない時間はずっと家で過去問解いたり参考書読んだりしてた」と言っていました。当たり前のような顔をして。
とんだツワモノだと思いましたが、そんなことが可能な人もいるようです。実はあなたもそのタイプかもしれないですよ。
通信制高校から国立大学医学部に進学した知人がいる
同じ児童精神科に通っていた人で、通信制高校から国立大学の医学部に進学した人がいます。
精神疾患の治療をしながら医学部に、それも国立大学に受かってしまうなんて……努力だけでどうにかなるものです……？甚だ疑問ですが、他人には計り知れない努力があったのでしょう。
知人はオンライン予備校を使っていたそうで、学校に行かない日はずっと予備校に蔓延っていたとか。
精神疾患を抱えていても、中3や高1などで諦めるのは早すぎます。せめて高3の夏まではがんばりましょう。私のように（諦めた人）。努力を続けられたら、国立大学の医学部でも行けるかもしれません。
通信制高校から薬学部に進学した友人がいる
同じ通信制高校に通っていた友人は、薬学部に進学しました。薬剤師になるための6年制の学科です。
病弱で、何度も手術や入院を繰り返しながらも、推薦入試で薬学部に合格しました。指定校推薦で薬科大学を受けられるようになっていたんですよね。
20歳で高校生をやっていたお姉さん、そして薬学部に受かったお姉さんは全生徒の希望の星です。
大変素晴らしい功績を残したお姉さんですが、考えたら、通信制高校にいたからできたことかもしれません。1年に数回しか登校しないコースを選んでいたので、入院の影響がなかったのでしょう。賢いです。それも含めて素晴らしい。
通信制高校だからこそ大学受験に専念できると思う
通信制高校は正直、大学受験に力を入れている学校を除いては、大学受験！大学受験！という雰囲気ではありません。私が通っていた学校も、3年生になってやっと「進路どうする？あ、受験するの？がんばってね。決まったら報告してね。」という感じだったので。学校は完全部外者。あくまでも高校卒業を目指す場所なわけです。
だからと言って、大学受験を目指せないわけではありません。
私は通信制高校はむしろ、コツコツ勉強できる人にとっては大学受験に最も適した環境だと思っています。
自由時間が多いということは、それだけ受験勉強にあてられる時間が多いということですから。コツコツタイプの人にとって、こんなに嬉しい環境はないでしょう。
実際に友人はそのタイプで、使える時間すべてを勉強につぎ込み、早稲田大学に合格しましたからね。しかも法学部。普通の高校に通っていても狭き門ですよ。
結局大学受験は、通信制高校にいようが進学校にいようが関係なく、やったもん勝ちなのです。通信制高校にいたから落ちた、なんてことはないのです。
かく言う私はAO入試で短大に入った分際ですけどね！短大のAO入試で通信制高校卒が不利にならないことは私が証明しますよ。
上にも書いたように、最近では大学受験に力を入れている通信制高校も増えてきています。先生からのサポートが欲しい人は、そのような学校を選ぶのがよいでしょう。
